R4-03維持費

車の維持費: 自動車税・重量税・自賠責と家計調査の実額

車の維持費のうち、法令で決まる税金と保険の額を一覧にし、総務省の家計調査で実際の支出の規模を示します。家計調査の金額は、車を持たない世帯を含む平均で、1台あたりの維持費ではありません。

最終確認日 / 出典は本文末尾に表示

自動車税・軽自動車税(毎年)

毎年4月1日時点の所有者に課税されます。自家用乗用車の自動車税(種別割)の年額は、排気量と新規登録の時期で決まります(総務省)。

自家用乗用車の自動車税(種別割)の年額(円)
総排気量2019年9月30日以前に新規登録2019年10月1日以後に新規登録
1,000cc以下29,50025,000
1,000cc超〜1,500cc以下34,50030,500
1,500cc超〜2,000cc以下39,50036,000
2,000cc超〜2,500cc以下45,00043,500
2,500cc超〜3,000cc以下51,00050,000
3,000cc超〜3,500cc以下58,00057,000
3,500cc超〜4,000cc以下66,50065,500
4,000cc超〜4,500cc以下76,50075,500
4,500cc超〜6,000cc以下88,00087,000
6,000cc超111,000110,000

四輪以上・乗用・自家用の軽自動車税(種別割)は、年額10,800円です(平成27年4月1日以後に新規検査を受けた軽自動車)。最初の新規検査から13年を超えた車には重課があり、自家用乗用の額は12,900円とされていますが、総務省ページの検索要約で確認した額のため原典で要再確認です。

名称と環境性能割の変更
令和8年度税制改正の大綱は、自動車税・軽自動車税の環境性能割を2026年3月31日で廃止し、「種別割」を単に「自動車税」「軽自動車税」と呼ぶとしています。国土交通省の資料には「令和8年度税制改正の結果」として環境性能割を廃止すると記載があります。ただし、法律として成立・施行された事実は、総務省の法令ページでは確認していません(未確認)。

年度の途中で抹消した場合の自動車税の月割還付などの扱いは、公式ページで確認できず未確認です。

重課とグリーン化特例

国土交通省が公表した令和8年度税制改正の結果によると、次の内容です。

  • グリーン化特例の期間:自動車税の適用期間は2026年4月1日〜2028年3月31日に、2年延長されました。
  • 重課(自動車税):新車新規登録から一定期間を過ぎた自動車は、おおむね15%の重課です。ガソリン車・LPG車は13年超、ディーゼル車は11年超が対象で、電気・燃料電池・天然ガス・ガソリンハイブリッドなどは重課の対象外です。
  • 軽課(自動車税):電気自動車・燃料電池自動車・プラグインハイブリッド自動車などの乗用車は、おおむね75%の軽減(新車新規登録に限り翌年度分)です。
  • 軽自動車税:初めて車両番号の指定を受けてから13年を経過した三輪以上の軽自動車は、おおむね20%の重課です。電気軽自動車と天然ガス軽自動車などは、75%の軽減があります。

自動車重量税・自賠責

車検時に納める自動車重量税は、2026年5月1日から新しい税額表です。たとえば、1t超1.5t以下の通常の自家用乗用車(13年未満)の2年分は24,600円です。表の全体は車検の周期と費用の内訳にあります。軽自動車(検査対象・自家用・2年)は、通常の車で6,600円です。

自賠責保険料は、2026年11月1日に引き上げられます。自家用乗用自動車の24か月は17,650円から18,560円に、軽自動車の24か月は17,540円から18,660円に変わります。25か月・36か月・37か月の額も含め、改定の内容は車検のページに表で載せています。

家計調査で見る支出

総務省の家計調査(2025年平均・二人以上の世帯・全国)から、1世帯あたりの年間支出を示します。

自動車等関係費の1世帯あたり年間支出(2025年・円)
品目年間月平均(年間÷12)
自動車等関係費(合計)340,25528,355
自動車等購入111,7499,312
自動車等維持224,33818,695
ガソリン72,4746,040
自動車整備費33,8302,819
自動車保険料(任意)41,1433,429
自動車保険料(自賠責)7,133594
年極・月極駐車場借料13,0811,090
自動車等部品22,1401,845
自動車等関連用品14,2691,189

読み方の注意
この金額は、自動車を持っていない世帯も含めた全世帯の平均です。「自動車を持つと年間これだけかかる」「1台あたりの維持費」という意味ではありません。自動車購入は購入する世帯の頻度が低く、年ごとの変動が大きい項目です(2024年は一部メーカーの生産・出荷停止で減り、2025年はその反動で増えたと総務省の概況に記載)。内訳の合計が上位の項目と一致しないのは、掲載していない小項目と丸めがあるためです。月平均は表の年間金額を12で割った参考値です。

ガソリン価格

家計調査では、1世帯あたりのガソリン購入は年間440.067リットル、平均価格は164.69円/リットルです(家計調査の平均価格)。資源エネルギー庁の石油製品価格調査(毎週月曜に調査、水曜に公表)の最新の全国平均は、結果ファイルを取得できず未確認です。最新の価格は資源エネルギー庁のページでご確認ください。

次に読む

出典と確認日

掲載内容は、次の公的な一次情報を確認日時点で確認して整理したものです。金額・手続きは改定されることがあるため、実際の手続きの前に出典のページで最新の内容をご確認ください。

  1. 2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります 総務省 / https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/131410.html / 確認日
  2. 自動車税・軽自動車税の制度 総務省 / https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/149767_13.html / 確認日
  3. 令和8年度税制改正の大綱(環境性能割の廃止・グリーン化特例・自動車重量税) 国土交通省 / https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001993968.pdf / 確認日
  4. 自動車重量税のあらまし(No.7192) 国税庁 / https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7192.htm / 確認日
  5. 自賠責保険の基準料率の届出のご案内(2026年4月30日) 損害保険料率算出機構 / https://www.giroj.or.jp/ratemaking/cali/pdf/202604_announcement.pdf / 確認日
  6. 家計調査 2025年 第4-1表(1世帯当たり支出金額) 総務省統計局 e-Stat / https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040409546&fileKind=0 / 確認日
  7. 家計調査 2025年 家計収支の概況 総務省統計局 / https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2025.pdf / 確認日
  8. 石油製品価格調査(調査の結果) 経済産業省 資源エネルギー庁 / https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html / 確認日