車・バイク: 認証工場と指定工場
車やバイクの整備を仕事として行う工場には、国の制度による2つの種類があります(国土交通省)。
| 種類 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 認証工場 | 国(地方運輸局長)から自動車特定整備事業の認証を受けた工場です。車検は、車検場(運輸支局等)に車を持ち込んで受けます。 | 道路運送車両法第78条第1項 |
| 指定工場(いわゆる民間車検場) | 認証工場のうち、一定の基準を満たし、自動車検査員を選任した工場です。自社で点検・整備・検査を行い、保安基準適合証を発行できるため、運輸支局への持ち込みを省略できます。 | 同法第94条の2第1項 |
- 特定整備:2019年の法改正で、従来の「分解整備」は「特定整備」に名称が変わり、電子制御装置の整備が加わりました(国土交通省・各運輸局の資料)。
- 二輪の特定整備の対象:小型二輪(251cc以上)は対象で、検査対象外の軽二輪は特定整備の定義から除かれる、との記載が運輸局の資料にあるとされていますが、原典の本文は未精読の未確認です。断定せず、整備を頼む工場に確認してください。
- 日常点検:車検の有無にかかわらず、すべての二輪車で、使用者による日常点検整備が必要です(東北運輸局 青森運輸支局)。
- 国の認証工場検索ページ:国土交通省の公式な検索ページの有無は未確認です。
自転車: 自転車安全整備士とTSマーク
自転車には、車のような国の認証制度はありません。目安になるのが、公益財団法人日本交通管理技術協会が運営する「自転車安全整備制度」です。警察庁が後援する自転車安全整備技能検定(学科・実技・面接)に合格した自転車安全整備士が点検整備し、安全な普通自転車と確認したときにTSマークを貼ります。TSマークには傷害保険と賠償責任保険が付き、保険期間は点検基準日から1年間です。整備料金にマークの料金が含まれ、別の保険料はありません。補償の内容は自転車の新しいルールを参照してください。
依頼前に確認したいこと
- 見積もりを作業の前にもらう作業内容ごとの金額が分かる見積書を、作業の前に出してもらえるかを確認します。
- 追加作業は事前に連絡があるか作業中に追加の整備が必要になったとき、金額を伝えて了承を取ってくれるかを確認します。
- 法定費用と整備費用を分けて聞く車検では、自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料の「法定費用」は、どの工場でも同額です。工場ごとに差が出るのは、点検・整備の費用と代行手数料です。法定費用の額は車の維持費とバイクの維持費に載せています。
- 工場の種類を確認する認証工場か指定工場かで、車検の流れが変わります。
- 保証の範囲を聞く整備後の不具合があったときの対応や保証の期間は、工場ごとに異なります。
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出典と確認日
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- 認証工場と指定工場の違い
- 二輪車の車検と日常点検
- 自転車安全整備制度(TSマーク)
- 自転車安全整備技能検定